老健看護師って実際どう？
大変なの？
老健看護師は入居者の在宅復帰を支援するチームの一員で、
主な業務は下記です。
- 健康管理・医療ケア
- 服薬管理と日常生活支援
- 看取り対応
施設や人にもよりますが、
病棟ほど大変ではないことが多いです。
この記事では、老健看護師の1日の流れや給料相場について解説します。
さらに、老健に転職した看護師の体験談までご紹介。
老健の働き方が気になる方は、最後までチェックして、理想の働き方を見つけてみてください。
介護老人保健施設（老健）とは？
老健はどんなところ？
介護老人保健施設(通称：老健)は、病院と自宅の中間のような位置づけの施設です。
入居者は、老健でリハビリや介護サービスを受けながら、少しずつ在宅復帰を目指していきます。
- 医師・看護師・介護士・リハビリスタッフなどの多職種がいる
- 医療的ケアと日常生活の支援を提供する
- 入居者は健康管理や生活援助、リハビリなどを受けながら過ごす
上記のサポートを通じて、入居者が心身共に安定した状態で、自宅に戻れるよう支援する。
老健の入居者はどんな人？
老健は、入院後すぐに自宅へ戻るのが難しい人が在宅復帰を目指すための施設です。
利用対象者は次の通りです。
- 原則 65歳以上
- 要介護1〜5の認定を受けている人
※ 40〜64歳でも特定疾病で要介護認定を受けている場合は利用可能
- 骨折・脳卒中などの治療後でリハビリが必要
- 認知症や慢性疾患があり一定期間の見守りが必要
- 退院後の自宅の準備が整うまでの支援が必要
老健の5つの区分
老健は、提供するサービスや機能によって5つの区分に分けられます。
- 超強化型：
在宅復帰支援が最強。
リハビリ体制がとても充実。
病院に最も近い老健。
医療的判断・多職種連携が必須。5つの中で看護師の負担が最大。 - 在宅強化型：
在宅復帰支援を強化している。
健康管理・リハビリ介入も多い。入居者の状態が幅広く、個別対応多め。
忙しい施設が多く看護師の負担は大きめ。 - 加算型：
特定サービス(吸引、経管栄養など)で加算要件を満たす老健。
医療ケアはそこそこある。
看護師の負担は強化型ほど大きくない。 - 基本型：
必要最低限の基準を満たす一般的な老健。医療行為は少なめ。
比較的落ち着いた環境。
看護業務の負担は軽め。 - その他型：
看取りや認知症ケアなど、施設ごとに特色あり。
看護師の業務負担は軽めの場合が多い。
上記のように、老健の区分によって看護師が感じる大変さは異なります。
特に、超強化型や在宅強化型では、専門知識や多職種連携が求められるため、より大変だと感じる看護師が多いです。
老健で働く看護師の仕事内容
入居者の健康管理と医療行為
▼健康管理
老健看護師のメイン業務は、入居者の体調を日々把握し、異常を早期発見することです。
- バイタルサイン測定
- 食事・排泄の様子
- 入浴時の皮膚状態の観察
など、生活の中で見える小さな変化を観察します。
介護士から入居者の状態変化について報告・相談を受けるケースも多いです。
その際は看護師が状態を見極め、必要時、医師へ報告し指示を受けます。
医師の指示や行う処置についても介護士に情報共有します。
これも大切な業務の一つ！
▼老健看護師が行う主な医療行為
- 血糖測定・インスリン注射
- 褥瘡や創傷の処置
- ストーマの管理・皮膚観察とケア
- 尿道カテーテルの管理・交換
- 点滴管理
- 酸素投与・吸引
- 経管栄養(胃ろう・経鼻)管理
病院ほど高度な処置はありませんが、急変を見逃さない観察力が求められるのが特徴です。
服薬管理と日常生活支援
▼服薬管理
老健では、入居者のほとんどが薬を服用しており、薬の管理は重要な業務です。
- 1週間分の薬セットの確認
- 配薬の準備
- 飲み忘れの確認
- 副作用のチェック
- 残薬管理
など、細かい作業も多く、慎重さが求められます。
▼看護師も介入する日常生活支援
看護師は以下のような生活面のサポートにも関わります。
介護士ほど深く生活援助に入るわけではありませんが、入居者の安全を守るための「医療的視点を持った見守り」が求められます。
主な業務支援は以下の通りです。
- 食事介助や見守り
- 水分摂取の声かけ
- 入浴前後の更衣介助と健康チェック
- 移動・歩行の見守り
- 排泄の介助やトイレ誘導
これらは、施設や利用者の状態によって幅があります。
介護士やリハビリスタッフと連携しながら、入居者が安全に生活できるよう調整するのも看護師の大切な役割です。
看取りケアの対応
看取りを実施している老健では、医師や家族と相談しながら、穏やかな最期を迎えられるよう支援します。
老健では「在宅復帰」が大きな目標ですが、看取りケア(ターミナルケア)をしている施設も増えています。
▼看取りケアの主な内容
- 痛みや苦痛を和らげるケア
- 呼吸状態・意識レベルの観察
- 本人・家族への説明と
精神的サポート - 最期の場面の付き添い
- エンゼルケア
病院とは違い「暮らしの延長」で看取るため、家族との距離感や寄り添い方が非常に大切になります。
看取りの際の関わりを通して、看護師としてのやりがいや役割を感じる人も多いよ。
老健で働く看護師の1日の流れ
| 時間 | 業務内容 |
|---|---|
| 8:30 | 出勤、朝礼 |
| 8:45 | 夜勤Nsから申し送り、経管栄養の人の口腔ケア |
| 9:15 | 入居者のVS測定、入浴前後の健康チェック、 医療処置(創傷処置・浣腸など) |
| 10:00 | 昼の服薬準備・経管栄養準備 |
| 10:30 | 経管栄養の栄養剤を接続 |
| 11:30 | 昼食の配薬・服薬介助 |
| 12:00 | 配膳・下膳、食事介助・食事摂取状況を観察、経管栄養の栄養剤回収 |
| 12:30 | 休憩(交代で1時間) |
| 13:30 | 医師への報告・指示受け、回診補助、 介護士との情報共有 |
| 14:30 | 午後の医療処置(点滴、摘便など) |
| 15:30 | 入所者や家族との対応、記録、カンファレンス |
| 16:00 | 夕の服薬準備・経管栄養準備、物品補充、 介護士リーダーへ申し送り |
| 16:30 | 経管栄養の栄養剤接続、片付け、記録、夜勤NSへ引き継ぎ |
| 17:00 | 退勤 |
病院・特養・老健の違い(表あり)
| 項目 | 病院 | 特養 (特別養護老人ホーム) | 老健 (介護老人保健施設) |
|---|---|---|---|
| 目的 | ・急性期〜回復期の治療 ・退院支援 | 終の住まい(長期入所) | ・在宅復帰に向けたリハビリ ・介護支援 |
| 入居者の特徴 | 急性疾患や術後など (医療依存度が高い) | ・要介護3〜5 ・高齢で介護度高め | ・リハビリが必要 ・要介護1〜5 |
| Nsの役割 | Dr.指示の下、治療補助 | ・健康管理が中心 ・医療処置は少なめ | ・健康管理 ・リハビリ ・一部医療処置 |
| 医療行為 | 多い | 少なめ ・経管栄養 ・軟膏処置 など | 中程度 ・創傷処置 ・吸引 ・経管栄養 ・尿カテ交換 ・点滴 など |
| 夜勤 | あり | 少なめ (看護師は日中のみの職場も) | 大体あり (施設によって日中のみの職場も) |
| 多職種連携 | Dr.・薬剤師・ソーシャルワーカー・Ns中心 | 介護士との連携が中心 | Dr.・介護士・リハビリ職と密な連携 |
| 働き方の特徴 | ・緊張感あり ・スキルは維持できる | ・落ち着いた環境 ・医療業務は少なめ | ・医療と介護の中間 ・幅広い対応力が必要 |
| 向いている人 | 医療スキルを磨きたい人 | 高齢者に寄り添うケアをしたい人 | チームでのケアやリハビリに関心がある人 |
老健看護師の給料は？
老健の給与に特化した公的データはありませんが、求人情報などを総合すると、平均給与の目安は以下です。
▼老健看護師の平均的な給与相場
- 月収(基本給＋諸手当)：
約25〜32万円程度 - 年収：
約400〜470万円程度 - 賞与(年2回)：
年間2.5〜3.5カ月分
▼パート・アルバイトの時給
- 正看護師：1,600〜2,100円前後
- 准看護師：1,300〜1,700円前後
まとめると、老健看護師の給与は、月給30万円前後・年収450万円前後が一つの目安。
夜勤なし勤務の場合はこれより下回ります。
他の介護施設と比べると
やや高めの水準！
老健看護師のメリットとやりがい
入居者の在宅復帰を支援できる
老健は在宅復帰を目指す施設のため、看護師も入居者が元の生活に戻れるようリハビリや介護スタッフと連携して支援します。
例えば
- 経口摂取できなかった人が食事を楽しめるようになる
- トイレや着替えが自力でできるようになる
- 車椅子だった人が歩けるようになる
など、入居者の回復プロセスに関われるのは、老健ならでは。
中長期的にサポートするのが好きな人に向いています。
入居者に長期的に関われる
老健では数ヶ月単位で同じ入居者と関わるため、人間関係がじっくり築ける環境です。
看護師として日々接する中で、
- 入居者の小さな体調変化に気づける
- 会話を重ねて信頼関係が深まる
- 家族とも連携し安心感を提供できる
など、「人と関わるケア」が好きな方にとっては、大きなやりがいにつながります。
身体的負担が少なめ
老健では、病院に比べて医療処置や緊急対応が少ないため、身体的・精神的にゆとりを持って働きやすい特徴があります。
以下の特徴があるため、看護師の負担が軽減される傾向です。
- 点滴・検査などの医療処置が少なめ
- ルーティン業務が多め
- おむつ交換・入浴介助などのメインの介護業務は介護士が担当
介護業務は基本、介護士が担当するため、看護師は医療的な視点でのサポートに専念できます。
「体力的に病院勤務がつらくなってきた」「落ち着いた環境で働きたい」
と考える人にとって、老健は無理なく続けられる職場です。
老健看護師のデメリットと注意点
夜勤がある職場も多い
老健は夜間も入居者が生活しているため、夜勤やオンコール対応が求められる施設が多いです。
夜勤体制は施設ごとに異なり、以下のようなケースが一般的です。
- 看護師1名＋介護職員数名での夜間対応
- 夜勤専従スタッフがいる
- オンコール当番だけを持ち回る
日勤のみを希望する場合は、事前に勤務形態やオンコールの有無も確認しておきましょう。
医療処置が少なくスキル維持が難しい
老健では基本的な医療ケアはありますが、点滴や採血、急変対応の機会は少なく、慢性期の看護が中心です。
そのため、
- 看護スキルをもっと磨きたい
- 急性期の展開の早さが好き
という人には、やりがいを感じにくい可能性があります。
スキルアップを重視したい人には合わない場合が多いよ。
調整力や判断力が求められる
老健では、看護師が多職種やご家族との橋渡し役になる場面が多くあります。
具体的には以下のケースです。
- 介護士・リハビリスタッフ・ケアマネとの情報共有
- ご家族への状態説明や相談対応
- 医師への報告や連絡の判断
コミュニケーションスキルや
判断力が試される場面が多いです！
特に医師が常駐していない時間帯の急変時などは、看護師が状況を見極めて臨機応変に対応する場面もあり、判断力が求められます。
老健看護師に向いている人の特徴
調整力や判断力がある人
老健では医師が常駐していない時間帯も多いため、看護師が判断し介護士に指示を出すケースも多いです。
介護職・リハビリ職・医師・ご家族との橋渡しになる場面も多く、円滑なやり取りが求められます。
- 状況を見て医師に報告するタイミングを判断する
- 他職種と協力してケア方針をすり合わせる
- 入居者や家族の要望を聞いて現場にフィードバックする
こうした橋渡しの役割に
やりがいを感じる人に
向いています！
チームで働くのが好きな人
老健は、看護師・介護士・リハビリスタッフ・ケアマネなど、多職種が連携して入居者を支えています。
日々の声かけやチームワークが重要になるため、以下のような人に向いています。
- 協調性がある
- 周囲と情報共有しながら動ける
- 他職種の意見に耳を傾けられる
「一人で抱え込まずチームで力を発揮したい」という看護観を持っている人にはぴったりです。
ブランク明けや復職を考える人
老健では、医療処置が比較的少なく、業務の流れもある程度ルーティン化されているため、再スタートしやすい職場環境です。
- 子育てや介護などで現場を離れていた
- 病院のハードな勤務から離れたい
- 夜勤やオンコールの少ない施設を希望している
といった人には、老健は無理なく現場に戻れる選択肢になります。
入居者とじっくり関われる環境は「もう一度やりがいを感じたい」と考える人にも適しています。
老健に転職した看護師の体験談
訪問看護から老健に転職したAさん(女性・転職時29歳)
| 老健看護師としての経験年数 | 2年半 |
| 看護師としての経験年数(転職時) | 8年目 |
| 転職前の働き方 | 訪問看護 (常勤・オンコールなし) |
| 転職後の職場・働き方 | 病院併設の老健／ 日勤のみの常勤 |
| 施設の区分・規模 | 加算型／ 入居者定員:100名程度 (常に98人前後入居) |
老健に転職したきっかけは何ですか？
結婚を機に、働き方を見直したのがきっかけです。
子どもを望んでいたため、
自宅から通いやすく託児所付きの職場を探していて、
その条件に合うのが老健で。
ちょうどその頃、前の職場でボーナスがカットされ、上司が次々退職するなど不安要素が重なって…。
「このまま働き続けるのは厳しいかも」と思い、転職を決意しました。
転職先はどうやって探しましたか？
レバウェル看護を利用しました。
こちらの希望条件から、合いそうな職場をいくつか提案してくれて、不明な点はその都度調べて丁寧に説明してくれて。
対応が早くて相談もしやすかったので、安心して転職活動を進められました。
実際に働いてみて、どんなギャップがありましたか？
私が感じたギャップは次の2つです。
- 医療処置・看取り・急変対応が意外に多い
- 常勤とパートで業務の重みが異なる
加算型老健で、病院併設だったこともあり、想像より介護度が高く医療処置も多めでした。
急変も度々あり、その際はストレッチャーで救急外来に運んで受診に付き添います。
※病院併設でない老健の場合は、救急車対応が基本になることが多いです。
また看取りケアも思っていた以上に頻繁でした。
働き方は機能別看護方式で、
- 常勤はリーダー業務など責任のある役割を担当
- パート・派遣は軟膏処置など比較的軽めの業務
になるといった働き方の差も驚きでした。
看護師としてどんなやりがいを感じていますか？
- 入居者さんのADLが改善し回復していく姿が見られた時
- 看取りケアに関われる時
にやりがいを感じます。
ターミナル期で、嚥下機能低下し、介護食をほとんど口にしなくなった入居者さんがいて。
ふと「何か食べたいものはありますか？」と尋ねたら
「鰻とビール」とおっしゃって。
看護師長・栄養士・ご家族と相談し、介護食のうなぎと、
小さな缶ビール(とろみなし)を特別に提供することになりました。
すると驚くことにほぼ完食で、ご本人もご家族もとても喜んでいて。
「最期に本人が心から満足する時間」を作れた時、病棟ではできない看護にやりがいを感じました。
逆に、老健勤務で大変なことはありますか？
- 施設独自のやり方に合わせる必要がある
施設ごとに「うちはこうしている」という風習があり、
自分の看護観と異なる対応でも従わなければいけない場面がありました。
(例：便秘で浣腸が妥当だと思っても、過去の事例を理由に「うちは摘便対応」と言われるなど)
- 記録などの電子化が遅く業務改善が進みにくい
電子化が進んでおらずムダな業務も多かったです。
(例：入居者100人分の検温表に手書きのサインが必要など)
業務改善を提案をしても、長く勤めている職員は変化に抵抗があるようで、改善が進まず大変でした。
- 介護士との連携が必須で人間関係に左右されやすい
介護士との連携が必須で、
良い関係を作らないと仕事が進みにくくなります。
介護士が忙しい時はフォローしたりして、互いに助け合える関係を築くのが大切です。
- ターミナル期の人の
ルート確保が難しい
ターミナル期で食事が取れなくなると点滴になるケースが多かったため、苦労しました。
今、老健へ転職を考えている看護師さんにアドバイスをお願いします。
老健は、施設の区分や看護体制によって忙しさが大きく変わります。
40〜50代が多い・介護士のキャラクターが強めなど、年齢層・職場の雰囲気も施設によってまちまち。
転職前に以下の点について確認すると良いと思います。
だからこそ、事前の職場リサーチがとても大事です。
- 5つの区分だと
どのタイプか - 医療処置の量・
どんな処置が多いか - 経管栄養や看取りケア
の人数 - 電子化や記録のシステムはどの程度進んでいるか
- 看護師・介護士の年齢層や職場の雰囲気
老健は、病棟より体力的な負担が少なく、日勤のみの求人も多いため、プライベートの時間を確保したい人には合う職場です。
看取りケアでは病棟だとできない寄り添った看護の形を経験でき、成長できます。
気になっているなら、まずは見学や転職相談だけでもしてみて、ぜひ老健看護にチャレンジして欲しいです。
「どう情報収集したらいいかわからない」
「失敗しない転職先の選び方が知りたい」
という方は、レバウェル看護を利用している人も多いです。
LINEで気軽に質問できて、老健の内部情報や雰囲気も確認できます。
情報収集だけでもOKなので、まずは相談してみましょう。
老健看護師についてのよくある質問
老健看護師を辞めたい理由は？
老健で働く看護師が「辞めたい」と感じる主な理由は、以下の通りです。
- 多職種連携の難しさによる人間関係のストレス：
多職種連携が必須のため、人間関係の相性次第で精神的な負担になりやすい。
「仕事と割り切って関われるか」もポイント。 - 負担の割に給料が低く感じる：
夜勤や急変対応、看取りなど責任の重い業務がある一方で、給与が負担に見合っていないと感じる。
残業が常態化している施設では働き損のように感じることも。 - 働き方に対する温度差が激しい：
職員の年齢が高めで働き方への温度差があると、若手に業務が偏りやすく負担になりやすい傾向。
施設そのものより、職場の雰囲気やメンバーの価値観が合うかどうかも働きやすさを左右する。
看護師は特養と老健どちらが働きやすい？
それぞれに特徴があり「どちらが働きやすいか」は看護師本人の希望やスタイルによって異なります。
- 医療行為が少なく落ち着いた環境で働きたい人→特養
- 医療と介護のバランスが取れた環境で関わりたい人→老健
が向いていると言えます。
詳しい比較は「病院・特養・老健の違い(表あり)」の章をご覧ください。
【まとめ】老健看護師の働き方や特徴を知ろう
老健は、生活に寄り添いながら在宅復帰を支える看護ができる職場です。
老健看護師の業務の中心は医療ケア・健康管理・看取りで、給与は月給30万円前後が目安。
老健看護は
- 調整力や判断力がある人
- チームで働くのが好きな人
- ブランク明けや復職を考える人
に向いています。
ただし、忙しさや雰囲気は施設によって差が大きいため、働きやすさは「職場選び」に左右されます。
だからこそ、情報収集や見学を通して、自分の価値観に合う環境を選ぶのが大切です。
この記事で老健の働き方に魅力を感じたなら、あなたに合う職場に出会える可能性は十分あります。
老健の特徴を理解した上で、自分に合う働き方を選んでいきましょう。
