転職サイトとハローワークって何がどう違うの?
私の場合は、転職サイトとハローワークのどちらを使えば良い?
「そろそろ転職したいな…」と思っても、転職サイトとハローワーク、どちらを使えば良いか悩むよね。
実は、求人の数や質、対応地域など、それぞれに強みと弱みがあります。
ですが、どちらか一つだけに絞る必要はありません。
転職サイトとハローワークを併用すると、それぞれのメリットを活かせるため、理想の職場に出会える確率がアップします。
この記事では、看護師転職サイトの情報やハローワークの公式情報を元に、それぞれの特徴や選び方のポイントを解説しています。
最後まで読めば、あなたにぴったりな選択肢を選べるはずです。
後悔しない転職をしたい人は、ぜひ最後までチェックしてください。
転職サイトとハローワークの違い


転職サイトは民間企業が運営する転職支援サービス
転職サイトは、民間企業が運営している転職支援サービスです。
転職サイトに登録すると、担当(キャリアアドバイザー)が付くことが多く、下記のようなサポートが受けられます。
- 希望条件に合う転職先の提案
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接対策やアドバイス
- 転職先との条件交渉
転職サイトでは、担当者があなたの代わりに求人を探したり、病院とやり取りを進めてくれます。
そのため、初めて転職する人や、働きながら転職先を探す忙しい看護師に特におすすめです。
ハローワークは国が運営する公的サービス
ハローワーク(公共職業安定所)は、厚生労働省が運営する公的な就職支援サービスです。
若者ハローワーク、新卒応援ハローワーク、マザーズハローワークなど、様々な専門窓口があるのが特徴です。
具体的には、下記のようなサービスを提供しています。
- 求人情報の提供(求人端末やインターネット検索)
- 窓口での職業相談
- 履歴書の書き方や面接対策のアドバイス
- 職業訓練の紹介や手続き
- 失業保険や再就職手当の申請サポート
ハローワークは相談員のサポートを受けられますが、求人検索など基本的には自ら動くスタイルです。
急かされることもないため、自分のペースで転職活動したい人に特におすすめです。
看護師転職サイトとハローワークの比較表
項目 | 看護師転職サイト | ハローワーク |
---|---|---|
運営主体 | 民間企業 | 国(厚生労働省) |
求人数 | 非常に多い 看護ルー(約21万件)レバウェル看護(約13万件) | 幅広い (地域密着型や中小企業が多い) |
求人の質や詳細 | 好条件求人や非公開求人が多い。 詳細な職場情報を持っていることが多い。 | 求人票の内容が中心。 詳細な情報は得にくい。 |
求人の特徴や種類 | 情報量が多く都市部〜地方までカバー ・大手病院 ・クリニック ・訪問看護 ・介護施設 ・企業 ・トラベルナースなど | 地域密着型・中小企業・公共性重視 ・国公立病院 ・地域の小規模病院 ・個人病院 ・クリニックなど |
サポート内容 | アドバイザー活用で手厚いサポート ・希望条件から転職先を紹介 ・履歴書添削 ・面接対策 ・条件交渉(給与など) ・転職後のフォロー | 転職に関連した訓練や手続きまで幅広い ・履歴書添削 ・面接対策 ・職業訓練 ・失業保険の手続きなど |
利用料金 | 求職者は無料(企業側は転職サイトに成功報酬を払う) | 完全無料(企業側も無料で求人掲載) |
利用方法 | サイトに登録→担当者と相談しながら進める | 窓口訪問し登録→自分で求人検索・相談 |
利用時間 | 24時間 (ネットでいつでも利用可能) | 平日8:30〜17:15(窓口) ※平日夜間・土日に相談できるが一部のみ |
地域カバー力 | 都市部中心だが大手は全国対応。 地方は求人が少ない場合も。 | 全国に約540カ所以上あり。 地方の求人に強い。 |
面接対策 | 専門的で看護師に特化した対策あり | 基本的な対策はあるが専門性は低い |
※引用:ハローワークのサービス提供時間延長実施施設(厚生労働省)
転職サイトの求人数は2025年7月現在
看護師転職サイトを使うメリット

転職サイトを使うメリットは以下の3つです。
- 好条件の非公開求人や内部情報を得られる
- 履歴書添削や面接対策のサポートを受けられる
- 在職中でもスピード感を持って転職活動できる
順番に見ていきましょう。
1.好条件の非公開求人や内部情報を得られる
転職サイトには、ネット上に公開されていない非公開求人があります。
そのため、より好条件な求人や、学校保健室などの希少な求人を探したい人におすすめです。
看護師免許のみで保健室の先生として働きたい人向けの記事もありますので併せてご覧ください。
また、転職サイトはハローワークと比べると、より詳しい内部情報を持っています。
これはキャリアアドバイザーが転職者から職場の口コミを聴取でき、具体的な情報を多く手に入れられるためです。
リアルな職場環境や口コミを聞けることで、入職後のギャップを小さくできるため、求職者にとって大きなメリットです。
非公開求人とは
採用枠が限られていたり、条件が良いために応募が殺到する可能性が高い求人のこと。
応募が殺到するため、企業はあえて公開せず、転職サイトを通じてのみ紹介される。
2.履歴書添削や面接対策のサポートを受けられる
転職サイトを利用すると、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策も受けられます。
添削では、伝わりにくい表現やNGポイントを指摘してもらえるため、志望動機がより魅力的になり、内定率も上がりやすくなります。
文章作成や自己PRが苦手な人にもおすすめです。
面接対策では、よく聞かれる質問を事前にキャリアアドバイザーから教えてもらえるため、準備をしっかりして本番に望めます。
また、キャリアアドバイザーが、本番を想定して面接練習もしてくれるため、緊張しやすい人でも安心です。
3.在職中でもスピード感を持って転職活動できる
転職サイトを利用すると、在職中でもスピーディーに転職できるのも大きなメリットです。
キャリアアドバイザーがたくさんの求人情報の中から自分に合う求人を提案してくれるため、効率良く転職活動が進みます。
また、応募先とのやり取りや面接の日程調整、履歴書作成など、転職に関わる色んな手続きをキャリアアドバイザーが代行します。
そのため、転職が初めてで不安な人、働きながら転職活動したい人、一刻も早く転職したい人にぴったりです。
転職サイトを使うデメリット

一方、転職サイトを使うデメリットは以下の2つが挙げられます。
- 地元密着や小規模施設の求人は少ないことがある
- 担当アドバイザーによって提案力や相性の違いがある
順番に解説します。
1.地元密着や小規模施設の求人は少ないことがある
転職サイトでは、地元の小さな病院やクリニックの求人が少ない場合があります。
地方はそもそも病院や施設の数が少ないので、どうしても求人も限られてしまうためです。逆に都市部は施設が多く、求人も豊富。
一部では地域密着型の求人を強化している転職サイトもありますが、看護roo!やマイナビ看護師など、大手の転職サイトほど都市部の求人に力を入れている傾向です。
2.担当アドバイザーによって提案力や相性の違いがある
担当アドバイザーの提案力や相性に違いが出てしまう点もデメリットの一つです。
アドバイザーの経験や業界知識が薄いと、提案される求人の質や内容が、希望と合わない場合もあります。
また、担当アドバイザーとの相性もとても重要です。
相性が合わないと、担当アドバイザーは求職者のニーズを汲み取れず、興味のない求人を提案されることも。
その結果、転職活動が思うように進まない可能性があります。
ハローワークを使うメリット

ハローワークを使うメリットは以下の3つです。
- 地元や中小規模病院の求人を見つけやすい
- 職業訓練など公的支援を受けられる
- 失業保険や再就職手当の手続きができる
順番に見ていきましょう。
1.地元や中小規模病院の求人を見つけやすい
ハローワークは全国に500カ所以上あり、各都道府県内にも複数設置されています。
そのため、地元の病院・クリニックなど、地域に密着した求人を見つけやすいのが特徴です。
Uターン・Jターンなどで地元で働きたい人にも、希望エリアで求人を見つけやすい点が魅力です。
2.職業訓練など公的支援を受けられる
ハローワークを利用すると、職業訓練などの公的支援を無料または低額で受けられます。
職業訓練とは、再就職や転職、スキルアップを目指す人が専門的な知識やスキルを身につけるための制度です。
内容は介護や事務、IT、製造、サービス業などさまざま。
訓練中も失業保険を受給できるので、収入面の不安を抑えながら学べます。
訓練前から修了後の再就職まで、ハローワークの一貫したサポートが受けられるので安心です。
職業訓練については「ハローワークを使った転職活動の流れと手続き」の章で詳しく解説します。
3.失業保険や再就職手当の手続きができる
ハローワークを利用すると、失業保険(失業手当)や再就職手当などの公的支援を受けながら転職活動ができます。
そのため、経済的な不安が少なく、安心して次の仕事を探せる仕組みになっています。
- 失業保険(失業手当)とは
雇用保険に加入していた人が離職し、ハローワークで求職申込みをして転職活動をしている場合に支給される制度(給付金)
- 再就職手当とは
「失業保険の受給資格がある人」が受給期間中に早めに再就職した場合に支給される「就職祝い金」のような制度
失業保険、再就職手当については、「ハローワークを使った転職活動の流れと手続き」の章で詳しく解説します。
ハローワークを使うデメリット

ハローワークを使うデメリットは以下の3つです。
- 求人票と実際の条件が異なるリスクがある
- 医療業界に詳しくない担当者が多い
- 転職後のフォローや定着サポートがない
一つずつ解説します。
1.求人票と実際の条件が異なるリスクがある
ハローワークの求人票には、実際の条件と違う内容が載っていることがあります。
主な理由は以下の2つです。
- 情報が古いまま更新されていない場合があるため
- 求人票は「この条件で募集したい」と”見込み”で作られることが多く、採用時に条件が変わることがあるため
内定時には応募者のスキルや会社の状況によって、求人票と違う条件が提示されるケースがあります。
入職後のトラブルを防ぐためにも、最終的な労働条件は必ず雇用契約書や労働条件通知書で確認しましょう。
もし条件に関して不安や疑問があれば、「労働条件相談ほっとライン(厚生労働省)」などで相談するのも一つの方法です。
2.医療業界に詳しくない担当者が多い
ハローワークは、看護師転職サイトに比べると、医療業界に詳しくない担当者が多いのが現状です。
ハローワークは看護師のみならず、幅広い業種をサポートしているため、看護業界の専門知識が十分でない場合があります。
例えば「夜勤体制」「看護配置」など、看護師ならではの不安や疑問について十分な情報やアドバイスが得られない可能性があります。
3.転職後のフォローや定着サポートがない
ハローワークは転職後のフォローや定着支援サポートがないため、転職後のミスマッチがあった場合、自分で解決する必要があります。
転職サイトでは転職後もキャリアアドバイザーがサポートを続け、職場での不安も相談できますが、ハローワークではそれができません。
転職後に早期離職を防ぎたいなら、転職サイトの方がサポートが充実しています。
ハローワークを使った転職活動の流れと手続き

ハローワークを使った転職活動の一連の流れ
ハローワークを使った転職活動は以下の6つの流れで進みます。
- 求職申し込み(登録)
- 求人検索・相談
- 応募・紹介状の受け取り
- 面接・選考
- 採用決定・入職
- 不採用時のフォロー
1.求職申込み(登録)
最寄りのハローワークに行き、窓口で「求職申込み手続き」をする。
(基本的な個人情報や、希望職種・条件などを記入)
申し込み受理後、「ハローワークカード」が渡され、その後の利用時に必要となる。
※事前にネットで仮登録すれば、窓口での手続きが短縮できるが、仮登録後14日以内に必ず窓口で本登録が必要。
2.求人検索・相談
ハローワーク内のパソコンや、自宅(ネット)から求人を検索できる。
希望に合う求人があれば、窓口で職員に相談→「紹介状の発行」を依頼する。
職員は求人先に連絡し、応募状況や面接日程の調整を代行。
※多くの場合、職員が日程調整まで代行するが、企業の対応や状況によっては求職者自身で直接やりとりすることもある。
3.応募・紹介状の受け取り
窓口で紹介状を受け取り、履歴書や職務経歴書を準備→応募する。
紹介状は面接時に持参する(応募の証明になる)。
4.面接・選考
応募先の面接を受ける。
(ハローワークでは、面接のアドバイスや書類の書き方サポートなども受けられる)
5.採用決定・入職
採用が決まったら、労働条件(給与・勤務時間・雇用形態など)を必ず書面で確認する。
入職後に不明点やトラブルがあれば、ハローワークに相談できる。
6.不採用時のフォロー
不採用になった場合も、再度、職員に相談して求人の見直し・応募書類の改善アドバイスを受けられる。
職業訓練について
職業訓練とは、転職に役立つ実践的な知識・スキルを無料または低額で学べる公的な支援制度です。
- 対象者…主に失業中の人や、キャリアチェンジを目指す人
- 訓練期間…多くが2〜6カ月。長期のものは1〜2年かけて学べる。
- 訓練内容…医療事務、ITなど、基礎・実践コース、短期・長期コースまで多岐に渡る
職業訓練の内容(一部抜粋)
分野 | 具体的な訓練内容 |
---|---|
事務・パソコン | パソコン基礎、Word、Excel、簿記、経理事務など |
IT・web | プログラミング、web制作、webデザインなど |
介護・福祉 | 介護職員初任者研修、福祉用具専門相談員など |
医療・調剤事務 | 医療事務、調剤事務、医療秘書など |
参考:ハロートレーニング(離職者訓練・求職者支援訓練) (厚生労働省公式ホームページより)
再就職手当の受給条件と申請方法
再就職手当とは、失業手当受給期間中で早期に就職先が決まった場合に、失業手当の残りの金額が支給される制度です。
再就職手当の受給条件は以下の通りです。
- 失業保険の「支給残日数」が1/3以上残っている
- ハローワークなどを通じて再就職が決まった
- 以前の勤務先や関連施設への再就職ではない
- 1年以上継続して働く見込みがある
※ハローワーク以外の転職サイトを通して就職した場合、厚生労働省の認可を受けて運営されているものであればOK。
※自己都合退職場合は給付制限期間1カ月目は「ハローワークまたは認可された職業紹介事業者経由」のみが対象。
2カ月目以降は他の経路でもOK。
▼再就職手当の申請方法
再就職手当の申請方法は以下の通りです。
- 採用証明書を就職先からもらう
…再就職が決まったら就職先に記載してもらう - ハローワークに採用証明書を提出する
…提出する際「雇用保険受給資格者証」「失業認定申告書」も一緒に持参する - 再就職手当支給申請書をハローワークから受け取り、記入後、提出する
※申請は、就職日の翌日から1カ月以内にしましょう。
1カ月を過ぎてから申請すると支給まで時間がかかってしまい、2年以上すぎると時効になります。
失業保険の流れと注意点
失業保険とは、再就職までの生活をサポートするための制度です。
ハローワークで手続きを進めることで、一定期間、給付金を受け取りながら仕事探しができます。
- 職場から離職票を受け取る(退職後に郵送or直接にて)
- ハローワークで求職申し込み・離職票提出
- 受給資格の決定・待期期間(7日間)
離職理由や雇用保険の加入期間が確認され、受給資格が決まる。
ここから7日間の待機期間がスタートする。 - 雇用保険受給者初回説明会に参加
失業保険の仕組みや今後の手続きについて説明を受ける。 - 失業認定日までに求職活動をする
- 失業認定日にハローワークで認定を受ける
決められた日にハローワークに行き、求職活動実績を報告する。
失業状態であると認められると給付金の振込手続きへ進む。 - 給付金の振込
認定から5日程度で指定口座に入金される。
その後も4週間ごとに認定日があり、同様の手続きを繰り返す。
失業保険の注意点
- 自己都合退職の場合は給付制限がある
7日間の待機期間が終わった後、さらに2カ月間給付が受けられない期間があります。
すぐに失業保険が振り込まれるわけではないので注意が必要です。 - 失業認定日は必ずハローワークに行く
決められた失業認定日に行かないと給付が遅れたり、受け取れなくなることがあります。
また、求職活動実績の報告も必要です。 - 必要書類は忘れずに持参する
失業認定日にはハローワークカードや求職活動の証明書類などが必要です。
ハローワークの求人票のチェックポイント

ハローワークの求人票は、記載内容と実際の労働条件が違うケースもあります。
厚労省によると、平成30年に寄せられたこの種の相談は6,811件でした。
中でも特に多かったのが次の3つです。
- 賃金に関する相談(30%)
- 就業時間に関する相談(23%)
- 職種や仕事内容に関する相談(17%)
「入職してみたら思っていたのと違う…」と後悔しないように、以下のポイントは必ず確認しましょう。
- 賃金の内訳・賞与の実績
「月給25万円」とあっても夜勤手当込みの場合もあり。
基本給が低いと昇給や退職金にも響くので要チェック。
賞与(昨年実績◯カ月)も支給保証ではなく「実績」なので注意。
いつから支給対象か(試用期間後など)も確認を。 - 就業時間・残業の有無
日勤のみか、夜勤・オンコールがあるのか。
「残業月平均◯時間」と書かれていても繁忙期は増えることも。
求人票の時間外労働欄を見て、疑問は面接時に確認を。 - 休日や有給休暇の日数
年間休日◯日だけでは実態が分かりにくいことも。
シフト制が多いので、有給の取りやすさや連休、夏季・年末年始休暇の有無も確認を。 - 試用期間とその条件
試用期間やその給与条件も要注意。
「試用中は基本給の90%支給」といった例もあり。 - 備考欄の注意書き
求人票の一番下、備考欄には重要な条件が小さく書かれがち。
「オンコールあり」「土曜は月2回勤務」など見落とさずに!
参考:平成30年度 ハローワークにおける求人票の記載内容と実際の労働条件の相違に係る申出等の件数
どちらを選ぶべき?看護師の状況別おすすめ

転職サイトとハローワーク、どちらが自分に合っているかは、あなたが転職で何を優先したいかによって変わります。
下の比較表を参考にして、自分に合った方法を選んでください。
こんな看護師におすすめ | 転職サイト | ハローワーク |
---|---|---|
年収アップ・好条件を狙いたい | ◎非公開求人や高収入案件多数 | △小規模求人が多め |
忙しくて探す時間がない | ◎担当が代わりに探してくれる | △自分で調整が必要 |
内部情報や条件を詳しく知りたい | ◎アドバイザーが内部情報提供・条件交渉 | ✕基本的に自分で情報収集 |
地元で働きたい・地方在住 | △地域によって求人が少なめ | ◎地域密着の求人多数 |
ブランク明けでゆっくり復職したい | △即戦力案件が多い | ◎公的窓口で気軽に相談できる |
転職サイトやハローワークで転職した看護師の体験談

転職サイトで転職した看護師の体験談
転職サイトを利用して訪問看護から老健に転職したAさんのエピソード(20代後半・女性)
どんなきっかけで転職サイトを利用したんですか?
Aさん
訪問看護で働いていましたが、結婚をきっかけにプライベートの時間を大切にしたくて、自宅に近い職場に転職しようと思いました。
働きながら探すのは大変だし、なるべく早く転職したかったので、転職サイトを使いました。
実際に転職サイトを使ってみてどうでしたか?
Aさん
LINEで気軽に連絡が取れたのがすごく助かりました。日中は忙しくて電話に出られないことも多いので、空いた時間にやり取りできてストレスなく進められましたね。
サポート面で印象に残っていることは?
Aさん
面接で聞かれやすいポイントを事前に教えてくれたり、面接当日も一緒に同行してくれたので安心感がありました。
緊張しやすいと伝えたら、面接の直前に近くのカフェで面接練習をしてくれました。
転職サイトを使って良かったと感じた点は?
Aさん
自分だけだと不安だった部分をすべてカバーしてくれた感じです。
やや急かされる場面もありましたが、その分スムーズに転職先も決まって。
2月に転職サイトに登録して、4月入職に間に合いました。
結果的に自分に合う職場に出会えたので、利用して良かったです!
ハローワークで転職した看護師のリアルな声(SNSより)
ハローワークを利用して転職した看護師のリアルな声を集めました。
求人票と内容が違うといった声があったり
その一方で、融通がきく職場に転職して満足して働いているという声もあります。
結局はその人の状況や選んだ職場によって満足度は大きく変わるようです。
ハローワークを使った看護師転職でよくある質問

看護師でも職業訓練は受けられる?
ハローワークの職業訓練は、看護師を辞めてITや事務など異業種に挑戦したい場合にも利用できます。
離職中で再就職の意思があれば、看護師資格の有無にかかわらず誰でも申し込み可能です。
ただし、看護師資格を活かして他の病院やクリニックに転職する場合は、職業訓練の対象外です。
ハローワークインターネットサービスって何?
ハローワークインターネットサービスは、全国のハローワーク求人をスマホや自宅から無料で探せる便利なサイトです。
求人検索や職業訓練の情報チェック、マイページでの応募管理はオンラインでできます。
ただし、本登録や失業給付の手続きはハローワーク窓口に行く必要があります。
転職サイトとハローワークどちらを使えば良い?
あなたが転職で何を重視するかで、どちらを使うべきかは変わるため、自分に当てはまる方を選んでみてください。
- 年収アップや好条件を狙いたい
- 希少な非公開求人を紹介してほしい
- 自分に合う求人をプロに探してほしい
- 転職後もフォローを受けたい
- ブランク明けで少しずつ仕事を探したい
- 地元や自宅近くで働きたい
- しつこい連絡や営業電話は避けたい
- 自分のペースで主体的に求人を探したい
【まとめ】転職サイトとハローワークは上手に使い分けよう
転職サイトとハローワークは、どちらも無料で使える便利な転職支援サービスですが、得意な分野やサポートの内容が違います。
転職サイトは年収アップや好条件を狙う際に、ハローワークは地元の求人や中小規模の職場を探す際に向いています。
ですが、どちらか一つだけに絞る必要はありません。
転職サイトとハローワークを併用すれば、それぞれのメリットを取り入れられるので自分に合う職場に出会える確率が高まります。
まずは気軽に相談や登録から始めてみて、自分にとって一番納得できる職場を見つけてください。