家事育児に、さらに仕事。忙しくて手が回らない
のんびりゆとりを持って働ける職場って無いの?
命と健康に日々向き合う看護師は、責任とプレッシャーが大きい仕事です。
気づかないうちに心も身体もヘトヘトで、今の働き方に疑問を感じる瞬間はありませんか?
看護の仕事にやりがいを感じつつも、「もっと自分らしく、のんびりゆとりを持って働きたい」と望むのは、決してわがままではありません。
看護師歴12年、転職で心地よい働き方を実現した私が、おすすめの職場の選び方について解説します。
本記事を読めば、今よりものんびり自分らしく働ける職場探しのヒントが見つかります。
ぜひ最後までご覧ください。
「看護師でものんびり働きたい」なら職場選びが重要!

看護師を続けながら、のんびり働くには職場選びが重要です。
看護師の仕事内容や忙しさは職場によって大きく異なります。
例えば、三次救急の病院では24時間体制で重症患者に対応するため、緊張感が高く業務量も多い傾向にあります。
一方で、地域密着のクリニックでは比較的ゆったりとしたペースで働ける場合が多いです。
人員配置やスタッフの年齢層によって、職場ごとに有給の取りやすさも変わってきます。
職場の特色を知り、自分の希望やライフスタイルに合う職場を選べば、看護師でも無理なく、のんびり働けます。
看護師でものんびり働けるおすすめの職場11選

病院やクリニック以外にも看護師が活躍できる職場はいくつもあります。
厚労省のデータや日本看護協会の報告では、看護師の求人倍率は2倍を超えています。
職場によっては夜勤がなかったり、急変時の対応が少なかったり、業務量や心身にかかる負担には差があるのが現状です。
- 回復期リハビリテーション病院・病棟
- 療養型病院・病棟
- クリニック・診療所
- 介護施設・高齢者向け施設
- デイサービス・デイケア
- 健診センター・人間ドック
- 保育園・幼稚園
- 訪問看護ステーション
- 産業看護師
- 美容クリニック
- 在宅ワーク
それぞれ解説していきます。
1.回復期リハビリテーション病院
回復期リハビリテーション病院は、急性期を脱した患者さんが在宅復帰を目指してリハビリに取り組む病院です。
急変対応は少なく、バイタルチェックや日常生活の援助などが仕事の中心です。
仕事場面ではリハビリ専門職との連携が多くなります。
2.療養型病院
療養型病院は、長期入院している高齢患者さんが多い病院です。
仕事内容は日々のバイタル管理や排泄介助、清潔ケアが中心です。
症状が安定している患者さんが多いため、医療行為が少なく、急変時の対応に追われにくい特徴があります。
3.クリニック・診療所
クリニックや診療所は主に外来診療を行う施設です。
入院対応や夜勤業務はほとんどありません。
仕事内容は診察や処置の補助、採血などが中心です。
外来診療は定時で終わるため、スケジュールが立てやすく、子育て世代の看護師に人気があります。
ただし、病院勤務に比べるとスタッフ数が少ないため、一人あたりの業務量が多くなる可能性があります。
4.介護施設・高齢者向け施設
代表的な介護施設・高齢者向け施設には、特別養護老人ホームと有料老人ホームがあります。
特別養護老人ホームは要介護度3以上で、在宅生活が困難な高齢者が入所する施設です。
対して、有料老人ホームは身の回りのことがご自身で可能な方が入所する施設です。
利用者さんのバイタル管理や服薬管理が主な仕事となります。
医療処置は少なめで、介護スタッフとのチームケアが基本です。
生活に寄り添った看護ができ、施設によっては看取りや褥瘡処置の対応をする場合もあります。
5.デイサービス・デイケア
デイサービス・デイケアは高齢者が日中だけ自宅から通う施設です。
バイタル確認や服薬の管理が主な仕事です。
利用者さんとは長期的な関わりになることが多く、家族やケアマネとの連携が必要になります。
利用者さんのレクリエーションの見守りなどもあり、病院とは異なるゆったりした雰囲気の職場です。
6.健診センター・人間ドック
健診センターや人間ドックは企業や自治体の健康診断を行う施設です。
看護師は主に問診や採血などを担当します。
夜勤がなく、毎日決まった流れで業務を進められる職場です。
重症患者さんもいないため、落ち着いた環境の中で働けます。
7.保育園・幼稚園
未就学児を預かる保育園や幼稚園でも看護師としての仕事ができます。
園児の体調管理やケガ対応、感染症の予防などの仕事を担当します。
子どもと触れ合う時間が多く、保育士さんと一緒に園の安心・安全を支える役割です。
時期によっては感染症対応で忙しくなることがあります。
8.訪問看護ステーション
看護師が訪問看護事業所から利用者さんのご自宅に伺い、看護ケアを提供します。
主な仕事内容はバイタルチェックや処置、療養支援を行います。
医師と連携しながら、利用者さん一人ひとりやご家族と丁寧に向き合えるのが訪問看護の魅力です。
数は多くありませんが、緊急対応がある場合もあります。
9.産業看護師
企業で働く人の健康をサポートするのが産業看護師の仕事です。
健康診断やストレスチェック、保健指導などを担当します。
病院での仕事とは異なり、特に予防ケアに力を入れています。
10.美容クリニック
美容クリニックは、医師やその監督下で看護師が美容医療を行う医療機関です。
看護師は主に脱毛や美肌治療、整形などの施術補助やアフターケアを担当します。
看護スキルが必要な注射や照射などの医療行為だけでなく、丁寧な接遇スキルの両方が求められます。
夜勤がなく残業も少ない一方で、自由診療のため給与水準が高いことが特徴です。
11.在宅ワーク
在宅ワークとは、自宅でパソコンやスマートフォンなどの情報通信機器を使った仕事です。
看護師資格を活かしながらできる在宅ワークには医療記事の執筆や監修、電話やチャットでの健康相談などがあります。
自宅で仕事ができるため通勤がなく、育児や家事との両立がしやすい働き方です。
在宅ワークは自由な時間管理ができるのが特徴です。
のんびり働ける職場選びのポイント8選

のんびり働きたいなら職場選びが重要です。
ですが、望む条件を全て押さえた職場は多くはありません。
職場を選ぶ際には、自分の希望に優先順位をつけることが大切です。
- 人間関係が良好
- 休みが多い
- 通勤時間が短い
- 残業が少ない
- 有給取得率が高い
- 夜勤がない
- 重症度や介護度が低い
- 高度な医療スキルが不要
それぞれ解説していきます。
1.人間関係が良好
多くの場合、職場の居心地の良さを決めるのは、仕事内容よりも人間関係です。
スタッフ同士が安心して会話ができる職場であれば、日常のストレスはぐっと少なくなります。
2.休みが多い
休みが多いことや休暇制度が整っていることは、無理なく働き続けられる職場か判断する上で、重要なポイントです。
ストレスの多い看護の仕事では、心身をリフレッシュするための休息が欠かせません。
休暇制度の詳細情報は職場HPや口コミ・求人情報サイトで確認できます。
3.通勤時間が短い
自宅が職場から近く、通勤にかかる時間が短ければ体力的にも精神的にもゆとりを持てます。
自分が思っている以上に、通勤時間が長いことは大きな負担となります。
4.残業が少ない
残業が少なく、時間通りに仕事が終わることで心にゆとりが生まれます。
残業が少ない職場かを知るには、実際に働く看護師の知り合いや口コミ・求人情報サイトを利用すると良いです。
5.有給取得率が高い
有給の取りやすさは、働きやすさの大きな指標です。
職場の求人情報で、有給取得率を公開している場合があります。
有給取得率や有給の取りやすさは、口コミ・求人情報サイト、転職エージェントを通して確認できます。
6.夜勤がない・少ない
夜勤がない・少ない職場は、生活リズムが整い、心にも身体にも余裕が生まれます。
夜勤は身体への負担が非常に大きく、長期間続ければ自分自身の健康を害する可能性があります。
心身の負担が大きい場合など、状況に合わせて夜勤の頻度を柔軟に調整できるかどうかも重要なポイントです。
7.重症度や介護度が低い
重症度や介護度が低い職場は、身体的な負担が少なく、落ち着いた雰囲気の中で働けます。
急変対応が少ない環境であれば、看護師が働くペースや心にゆとりが生まれます。
8.高度な医療スキルが不要
主な業務がバイタルチェックや食事介助、採血などであれば、高度なスキルは不要で心穏やかに働けます。
高度で専門的な看護の現場は、技術の精度やスピードが求められ、常に緊張感があります。
スキルが求められる現場では継続的な学習が必要なため、余裕を持って働くのが難しくなります。
看護師がのんびり働く3つのメリット

のんびり無理のないペースで働くことで、仕事との適切な距離が取れ、自分らしく心地よい生活が送れるようになります。
- 家庭・育児と両立しやすい
- 身体への負担が減る
- 精神的な余裕が持てる
それぞれ解説していきます。
1.家庭・育児と両立しやすい
のんびりとした働き方なら心にも時間にも余裕が生まれ、仕事と家事・育児を両立しやすくなります。
看護師として長く働き続けるには、仕事とプライベートのバランスが重要です。
2.身体への負担が減る
重症患者さんのケアや立ちっぱなしの作業、夜勤が減るだけで身体的にかかる負担は軽くなります。
看護師の仕事は体力勝負な面も多く、身体の負担が大きくなりやすいです。
3.精神的な余裕が持てる
のんびり働くことで得られた時間の余裕が、精神的な余裕に繋がります。
常に緊張感のある職場にいると、気づかないうちに心も疲れてしまいがちです。
精神的な余裕があれば、仕事に対して自然と前向きになれます。
看護師がのんびり働く3つのデメリット
のんびり働くことにはデメリットもあります。
- スキルアップしにくい
- 仕事へのやりがいを感じにくい
- 給与が下がる可能性がある
それぞれ解説していきます。
1.スキルアップしにくい
看護行為や新しい知識に触れる機会が減ることで、看護師としてのスキルアップが制限される可能性があります。
のんびり働くことで余裕が生まれる一方で、看護スキルの維持や向上が困難になることへの考慮が必要です。
最近は看護師向けのオンラインセミナーが充実しています。
自分の時間に合わせて自己学習を進めれば、限られた時間でもスキルアップは可能です。
2.仕事へのやりがいを感じにくい
のんびりとした職場はルーティン化された業務が多く、仕事に対するやりがいを感じにくくなる場合があります。
患者さん一人ひとりとじっくり向き合う時間を取ることや、一緒に働くスタッフをフォローすることで仕事の充実感が得られます。
3.収入が下がる可能性がある
時間外労働や夜勤を制限することで収入が大きく減ってしまう可能性があります。
収入減少は目に見える大きな変化ですが、時間や心の余裕は目には見えず、生活の中で感じ取っていくものです。
長期的な視点を持つことで、給与が減るデメリット以上のメリットが見えてきます。
看護師がのんびり働くための3つの方法
のんびり働くためには職場選びが重要です。
だからといって、今すぐに職場を変えることは難しいでしょう。
2022年に厚労省が報告した職場分布データを見ると、看護師の約7割が病院勤務であることが分かります。
病院勤務の場合、病棟勤務や外来勤務、その他にも入退院支援に関わるなど、看護師の働く場は複数あります。
今の勤務先が病院の場合は、部署異動や勤務形態を変えることもおすすめの職場選びの方法です。
- 病棟勤務から外来勤務に変更する
- 身体的・精神的な負担の少ない診療科に異動する
- パートや短時間勤務へ働き方を変更する
それぞれ解説していきます。
1.病棟勤務から外来勤務に変更する
今よりゆとりを持って働きたいと考える方にとって、外来勤務への変更は現実的な選択肢になります。
外来勤務は夜勤や急変対応がなく、日中のみの勤務が基本です。
一方で、夜勤や急変がある病棟勤務は、体力的にも精神的にも負担がかかりやすい働き方です。
外来勤務のメリット
外来勤務に変更するメリットは主に以下の3点です。
- 夜勤がなく、生活リズムを整えやすい
- 身体的・精神的な負担が比較的軽い
- 突発的な対応が少ない
外来勤務の場合は、診療時間が決まっており、夜勤が無い場合がほとんどです。
急性期病院のような業務の慌ただしさや急変対応も少ないことから、心身の負担は病棟勤務に比べれば軽くなります。
予約制で、ルーティン業務が中心の外来診療科では、業務内容や流れに一定のパターンがあります。
突発的な業務が少なく、見通しを立てて働ける点は、のんびり穏やかに働ける安心感に繋がります。
外来勤務のデメリット
外来勤務に変更するデメリットは主に以下の3点です。
- 夜勤が無いため給料が下がる
- 少人数体制ので業務負担が集中しやすい
- 専門性を高める実践を積みにくい
外来勤務は日勤帯のみが基本的な業務時間で、夜勤手当や残業代がつかず、給与が下がるケースがあります。
スタッフの人数が限られている分、1人あたりの業務量が多く感じることもあります。
急変対応や高度な医療処置を行う場面が少ないため、スキルアップや実践経験を積む機会が限られる点には注意が必要です。
2.身体的・精神的な負担の少ない診療科に異動する
身体的・精神的な負担の少ない診療科に異動することも、のんびり働くための職場選びの方法です。
患者の年齢層や疾患特性、看護師に求められる対応や処置内容は診療科によって異なります。
診療科の違いは業務量や働くペースにも影響し、心身への負担感にも差が出てきます。
診療科の特徴をそれぞれ解説していきます。
眼科
眼科での看護師の業務は、視力検査や点眼補助、手術前後のケアが中心です。
急変は少なく、比較的落ち着いた環境で働けます。
耳鼻咽喉科
耳鼻咽喉科での主な看護師の役割は、聴力検査や内視鏡の介助、処置の補助です。
幅広い年齢層・症状に対応するため、臨機応変な対応力が求められます。
皮膚科
皮膚科での看護師の主な業務は、外用薬の塗布や処置補助、スキンケア指導です。
慢性疾患の患者が多く、急な対応は少なめです。
心療内科
心療内科では、看護師は問診や服薬管理、患者のメンタル面のサポートを行います。
身体的な負担は少なく、丁寧な傾聴が中心です。
精神科
精神科での看護師の主な役割は、症状の観察や服薬管理、日常生活の支援です。
長期的な関わりが多く、冷静で穏やかな対応が求められます。
人工透析科
人工透析科で看護師は穿刺や透析中の観察、体調管理を担当します。
一定の専門知識が求められますが、業務は比較的ルーティン化されています。
整形外科
整形外科では、看護師が処置やギプス固定の補助を行います。
外傷や高齢者の対応が多く、介助を必要とする場面があるため体力が必要です。
採血室
看護師の主な業務は、検査前の採血と多くの患者への迅速かつ正確な対応です。
短時間で処置が終わるため、リズムよく働けます。
3.短時間勤務やパートへ働き方を変える
今の職場で働き続けながら負担を減らしたい方には、配属先での雇用方法を変えるのも1つの方法です。
勤務形態を常勤から短時間勤務に変えたり、パートへ雇用形態を変えたりすることで、時間に余裕を持って働けます。
異動や転職とは違い、すでに病院全体や職場の雰囲気を知っていることは安心に繋がります。
働き方の違い
看護師の働き方は、大きく分けて「正規雇用」とパートやアルバイトの「非正規雇用」の2つがあります。
育児・介護休業法では、一定の条件を満たせば正規雇用だけでなく、非正規雇用でも利用できるサポート制度があります。
中でも、短時間勤務や夜勤免除といった制度が代表的です。
今の配属先で働きながら、時間的な余裕を持つには以下の3つの働き方があります。
- 短時間勤務
- 夜勤免除
- パート勤務
それぞれの働き方には、給与・福利厚生・勤務時間の自由度などに違いがあります。
給与水準 | 福利厚生の充実度 | 時間の融通 | |
常勤(夜勤あり) | ★★★★☆ 高 | ★★★★☆ 高 | ★☆☆☆☆ 低 |
時短(夜勤なし) | ★★☆☆☆ 低〜中 | ★★★☆☆ 中 | ★★★★☆ 中〜高 |
夜勤免除 | ★★★☆☆ 中 | ★★★☆☆ 中 | ★★★☆☆ 中 |
パート | ★☆☆☆☆ 低 | ★☆☆☆☆ 低 | ★★★★★ 高 |
自分が何を優先したいかを今一度見つめ直すことで、より心地よい働き方が見えてくるはずです。
仕事とプライベートのバランスをどう整えるかが、無理なくのんびり働くことに繋がっています。
雇用形態を変えるメリット
短時間勤務やパートなど雇用形態を変えるメリットは主に以下の3点です。
- 職場の雰囲気や業務内容を把握している
- 給与体系や福利厚生を維持できる
- 職場の人間関係を維持できる
雇用形態を短時間勤務やパートへ変えるメリットは、今の環境をそのまま活かしながら働き方を見直せる点にあります。
職場の雰囲気や業務の流れをすでに把握しているため、新しい働き方にもスムーズに対応できます。
給与体系や福利厚生も継続でき、人間関係も保てるため、無理なく働き方を変える方法として魅力的です。
雇用形態を変えるデメリット
短時間勤務やパートなど雇用形態を変えるデメリットは主に以下の3点です。
- 働き方の違いでスタッフとの関係性が変わる
- 担当業務や責任範囲が縮小する
- キャリア形成に制限が生じる
雇用形態を短時間勤務やパートへ変えるデメリットは、働き方の違いによって職場での立ち位置や役割が変わる点です。
労働時間や責任の違いによって、常勤で働くスタッフとの間に距離感が生まれることがあります。
リーダー業務や委員会活動など、これまで担っていた役割を任されにくくなる場面もあるでしょう。
キャリアアップや専門性を高める機会が限られ、将来的なキャリア形成に影響する可能性も否定できません。
とはいえ、看護師としての経験や周囲からの信頼は日々の積み重ねで築かれていくものです。
雇用形態を変えても、自分に合った働き方で無理なく仕事を続けることで将来の選択肢を広げることに繋がります。
看護師がのんびり働くための転職先の見つけ方3選
のんびり働ける職場を見つけたいなら、情報の集め方が重要です。
自分の希望に合った転職先の見つけ方は、主に以下の3つがあります。
- 病院ホームページや採用情報を確認する
- ナースセンターやハローワークで探す
- 看護師転職エージェントを活用する
それぞれ解説していきます。
1.病院ホームページや採用情報を確認する
病院・施設のホームページや採用情報には、転職先の様々な情報が載っているため、確認しておきましょう。
他にも、病院理念や看護方針、働くスタッフの雰囲気など転職する上で確認しておきたい情報が掲載されています。
ただし、公開されている情報だけでは、実際の職場の雰囲気や働くスタッフの様子までは確認できません。
可能であれば実際に職場見学を申し込み、自分の目で確かめるのがおすすめです。
2.ナースセンターやハローワークで探す
ナースセンターやハローワークといった公的機関で転職先を探すのもおすすめの方法です。
ナースセンターは各都道府県に設置された看護師、保健師、助産師を対象とした就業促進やキャリア支援を行う施設です。
ハローワークは厚生労働省が運営する職業紹介機関で、求職者や企業を支援するサービスを提供しています。
無料のキャリア相談に加え、復職支援研修や職場体験制度など、再就職を後押しする支援が整えられています。
転職活動を始めたばかりの方や、看護師にブランクがある方には、ナースセンターとハローワークの利用がおすすめです。
3.看護師転職エージェントを活用する
具体的な希望条件がある場合は、看護師専門の転職エージェントの活用が効果的です。
ハローワークやナースセンターでは対応が難しい非公開求人の紹介から、条件交渉や面接対策まで一貫してサポートを受けられます。
転職エージェントは効率的に自分に合った職場を見つけたい方にとって心強い味方です。
看護師専門の転職エージェントを利用するメリットは以下の5つです。
- 希望する求人が見つかる
- 転職先の詳しい情報が分かる
- 転職にまつわる時間と労力の削減
- 条件面の交渉を依頼できる
- 面接通過率が上がる
希望する働き方を転職エージェントに伝えると、自分の条件に合った求人を紹介してもらえます。
過去の紹介実績や、施設とのやり取りを通じて得た情報を持っているのが転職エージェントの強みです。
求人検索や書類作成、面接の日程調整はエージェントが代行するため、仕事や家庭で忙しい方に、特におすすめのサービスです。
自分からは言いづらい、給与や勤務時間のような条件交渉もエージェントに依頼できます。
面接に不安がある方は、エージェントから対策やアドバイスを受けられますので、ぜひ活用しましょう。
のんびり働きたい看護師のよくある質問
Q.自分に合う職場はどうやって選べばいいですか?
働き方や人間関係、業務量など重視したいポイントは人によって異なります。
まずは「どんな働き方をしたいか」「何を優先したいか」を明確にしましょう。
その上で、看護師専門の転職エージェントを利用すれば、自分に合う職場を客観的な視点で見つけやすくなります。
転職エージェントを利用することでしか得られない情報もあるため、積極的に活用するのがおすすめです。
Q.新卒看護師ですがのんびり働ける職場はありますか?
急変や医療行為の少ない回復期リハビリテーション病院や療養型病院はのんびり働きやすい職場です。
もし今後の看護師キャリアの中で転職する可能性がある場合は、少なくとも3年以上の現場経験を積んでから転職活動をするのがおすすめです。
3年以上の現場経験を積んでから転職すべき理由について解説した記事がありますので、合わせて参考にしてください。
Q.看護師免許は持っていますが、ペーパー看護師です。おすすめの職場はありますか?
看護師の需要は高いため、ブランクのある方でも働ける職場はあります。
職場復帰に不安があれば、ナースセンターや復職支援に詳しい転職エージェントに相談するのがおすすめです。
Q.看護師が楽で高給を得られる職場はありますか?
自由診療の美容クリニックは業務量の割に給与水準が高く設定されている場合が多いです。
楽に働けるかどうかは、現場の状況や感じ方で異なります。
自分がどんな働き方をしたいのか、理想を明らかにしておくと判断しやすいでしょう。
さらに自分の強みを活かせる職場なら、精神的な負担を減らしながらスキル・収入アップを目指せます。
【まとめ】看護師でのんびり働くには診療科や職場選びが重要!職場内異動や転職でライフスタイルにあった働き方を!
看護師でものんびり無理なく、余裕を持って働けます。
心と身体にゆとりのある働き方をするには、診療科や職場の選び方、働き方の工夫が大切です。
自分がどのように働きたいか、一度立ち止まって見つめ直してみましょう。
自分の希望に合う職場を探すなら、看護師専門の転職エージェントを活用するのがおすすめです。
希望の働き方に寄り添ってくれるプロの力を借りながら、のんびり自分らしく、心地よく働ける環境を探してみませんか?